注文住宅での外壁材として塗り壁が選択されることがあります。塗り壁は石やレンガ、木材などの従来の外壁材に比べ、比較的新しい材料ですが、注目を集めるようになってきています。以下では、塗り壁を外壁材として採用するメリットについて説明します。塗り壁の最大のメリットは美観性にあります。
自由度が高く様々な色や質感の表現が可能です。手作りの温かみを感じることができ、独自の風合いを持つことができます。そのため個性的であるとともに周囲との調和も取りやすく、建物全体の美しさを高めることができるでしょう。さらに断熱性に優れていることもメリットのひとつです。
外気を遮断するため断熱性能が高いと言われています。そのため冬場の暖房や夏場の冷房の効率を高め、光熱費の節約につながります。また耐久性にも優れています。素材によっては塗り直しが必要な場合がありますが、適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって美しい外観を維持することができるでしょう。
特に施工にあたっては、塗料の種類や塗布方法などが重要であり、適切な施工を行うことでより高い耐久性を実現することができます。ただし注文住宅に塗り壁を導入する場合は、初期費用が高くなることがあります。注文住宅の施工にあたっては、経験豊富な職人が必要となるため、施工会社選びが重要です。さらに従来の外壁材に比べメンテナンスが必要となるため、定期的なチェックやメンテナンスが必要です。